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聖闘士星矢 冥王神話 LOST CANVAS

かつて、聖闘士星矢を読みたいがためにジャンプを買い始めた私としては、いままたその関連作品をチャンピオンで毎週楽しみにできるというのが何とも数奇な巡り合わせだなあと、つくづく思います。

「聖闘士星矢 冥王神話 LOST CANVAS」(以下LC)は原作:車田正美、作画:手代木詩織による前聖戦を描くストーリーです。
今は魚座のアルバフィカと冥界三巨頭の一人、グリフォンのミーノスとのバトルが繰り広げられています。
車田正美がどこまで関わっているのかわかりませんが、最近の黄金聖闘士の活躍ぶりにはかつての星矢にも劣らぬ興奮を味わえます。

魚座といえば、蟹座と並ぶネタキャラでしかなかったのですが、アルバフィカは全然そんなことはなくて、村を守るために命を投げ出そうとしたり、骨が砕けても戦いをやめなかったりと、大活躍です。熱いです。
アフロディーテのおかげで地に堕ちた魚座の評価がうなぎのぼりです。

LCでは星矢本編で全く活躍しなかったユニコーンにも活躍の場を与えてくれたりと、今後も今まで陽のあたらなかった星座の活躍が期待されます。特に注目されるのが蟹座ですね!


星矢ブランドを傷つけることなく、高いレベルで星矢イズムを継承し、アルバフィカのように新たな魅力をも発掘してくれる。星矢ファンとしてはこの作品に巡り会えたことを本当に幸せに思います。
この評価が下がることなく、これからも連載を続けてもらいたいです。


車田御大自らが手がける冥王神話 NEXT DIMENSIONの方は・・・なんかLCに比べると激しくどうでもいい感じですね。