背景スクロールの謎
背景スクロールアルゴリズムについて、観測した結果をまとめてみます。
・動作の開始前後で座標が変わらない場合はスクロールしない
動作の途中で移動しても、最終的にもとの位置に戻る場合もスクロールしない。
・動作の途中で移動はするが最終的にもとの位置に戻る技(A)を
最後まで座標の変わらない技(B)でキャンセルすると、Bの動作が終わった後にスクロールする
具体的にはレミーの強KをPAで出際キャンセルすると発生する。
この二点から特定の行動中の座標変化はスクロールに影響を与えない、つまりスクロールを停止させる機能が存在していることは間違いありません。
もちろん、この時もう一方のキャラが移動した場合はしっかりスクロールします。
次にスクロールする動作について。
これは多種多様で法則性のようなものは見つかっていません。
動作の終わり際にだけスクロールしたり、平均的にスクロールしたりと様々です。
回し蹴り等で前にスクロールしたあと後ろに少しスクロールするものもありますし。
そこでキャラが見かけの座標とは別に、背景の位置を決めるのに使われる座標を持っているのではないかという仮説を立ててみました。
通常この二つの座標は一致していて、キャラが移動した時に意図的にずれを生じさせ、スクロール量を決定しているのではないでしょうか。
この二つの座標と、遅延スクロールを組み合わせれば非常に自然なスクロールが実現できそうな気がします。